公演情報 音楽たまて箱VOL.8(オーケストラ)
出演者:TOMATOフィルハーモニー管弦楽団(東京芸術大学卒業生・在学生有志)
指  揮:山田和樹 解説:奥田佳道(音楽ジャーナリスト)


●タイトル:懐かしさを求めて
曲   目モーツァルトの交響曲第39番
       :ライネッケのフルート協奏曲(独奏は北川森央)
        :プロコフィエフの交響曲第一番『古典』

2004年7月10日(土)
  公開リハ11:30〜12:30 開 場13:00 開 演14:00

●会場:神奈川県立音楽堂(木のホール)
TOMATOフィルハーモニー管弦楽団(東京芸術大学卒業生・在学生有志)
 1998年春、指揮者山田和樹氏を中心として、東京芸術大学在学中の若手演奏家が集まり<ヤマカズオケ>を結成。学内での数回の演奏会を経て、同年冬<ヤマカズオケ>を母体に「高感度なアンサンブル、有機的な音楽」を目指して<TOMATOフィルハーモニー管弦楽団>を誕生させ、「聴いて感動、観て感動、演奏して感動」のオーケストラ作りに努めている。創立当初より一貫して、ベートーヴェン交響曲全曲演奏に挑戦。2001年2月武蔵野合唱団との合同演奏会において「第9」2を取り上げ白熱した演奏の中、全曲演奏を達成した。また、2000年3月には、東京文化会館大ホールにおいて「中野冨雄、中野真理フルート名曲コンサート〜華麗なる饗宴〜」に出演、絶賛された。各方面から今後の活動が大いに注目されているオーケストラである。
指揮・山田和樹
1979年、神奈川県秦野市生まれ。1997年、東京芸術大学指揮科に入学。2001年、卒業、安宅賞受賞。指揮法を松尾葉子・小林研一郎の両氏に師事。また、ゲルハルト・マルクソン氏に指導を受ける。これまでに数多くのプロ・アマチュアオーケストラを指揮するほか、オペラ・合唱の分野でも活躍する。在学中に「TOMATOフィル」を結成、弱冠22歳にしてベートーヴェン交響曲全曲演奏達成という快挙を果たす。 2002年7月には、ザルツブルグ・モーツァルテウム・サマーアカデミーに参加、ブルガリア・VARAオーケストラにおいてハイドンの交響曲第102番を指揮し、絶賛される。 12月には四国初のプロオーケストラである「瀬戸フィルハーモニー交響楽団」において同団初の「第九」公演を指揮、大成功を収めた。今後の活躍が期待される指揮者の一人である。
フルート・北川森央
1977年生まれ。11才おりフルートを始める。東京芸術大学音楽学部附属音楽高校、同大学卒業。同大学院修士課程修了。現在同博士後期課程に在学中。これまでに篠崎このみ、中野富雄、三上明子、金昌国、パウル・マイゼン各氏に師事。バロックフルートを前田りり子氏に師事。大学入学時より芸大バッハカウンタータクラブに在籍し、小林道夫氏の薫陶をうける。第49回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第2位。東京芸術大学リサーチアシスタント、宇都宮大学教育学部非常勤講師。古楽器によるバロック音楽から、現代音楽まで、幅広く活躍している。
音楽評論家・奥田佳道
1962年東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ。ドイツ文学、西洋音楽史を専攻。ウィ−ンに留学。著書・共著書に「これがヴァイオリンの銘器だ」「ウィーン完全ガイド」「指揮者とオーケストラ2002」「小澤征爾とウィーン」(音楽之友社)、「オペラガイド126選」(成美堂出版)など。「音楽の友」「モーストリー・クラシック」に寄稿。これまでにNH、日本テレビ、WOWの音楽番組に出演。98年からNH・FL「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート生中継」の番組解説を担当。現在「N響定期公演生中継」に出演中。日本フィル横浜みなとみらいホール定期のプレトーク「奥田佳道のオーケストラ・ガイド」、北九州国際音楽祭企画アドヴァイザーも務める。
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